5. メインページ

標準となるメインページのレイアウトは次の通りです:

_images/main_page.svg

Current Model: 現在のモデル名称。ラベルをクリックするとModel Loadページが開きます。モデルは項目 Model setup (Std & Adv GUI) から設定します。

Battery Voltage: 現在の送信機のバッテリー状態の数値を表示します。

Transmitter Power: 現在選択されている送信電波出力を示します。項目 Model setup (Std & Adv GUI) から設定します。

Current Time: 現在の時間を示します。(Devo12送信機のみ) 時間は項目 transmit-config から設定します。

Model Icon: 現在の機体モデルを表す画像。項目 Model setup (Std & Adv GUI) から設定します。アイコンを押すとそのページに移動します。

Trims: トリム表示は最大10種類の水平方向、垂直方向の表示をするように設定できます。

Displays: これらの項目は、入力、チャンネル、テレメトリー、またはタイマーを含むテキスト表示; チャンネルを表示するバー; 特定の状態 (ギア、フラップ等) を表示するアイコン / トグルを設定します。

Quick Menus: UP / DNを長押しするとクイックメニューにアクセスできます。それらは項目 Main page config (Std & Adv GUI) から定義します。

デフォルトでは、チャンネル出力は [-100, 100]% と表示されます。これは「model.ini」の対応するチャンネル項目の以下の値を修正することで微調整できます:

[channel1]
display-scale=100
display-format=%3d%%

表示される前に [-10000, 10000] の範囲の実出力値を持ちます。表示されるテキストは「sprintf(s, display_format, raw/display_scale)」によって生成されます。

「display-scale」を省略するとデフォルト値の「100」が使用されます。

「display-format」を省略すると、デフォルト値の %3d%% が使用されます。フォーマット文字列の詳細についてはWikipediaを参照してください。

5.1. セーフティシステム

_images/safety.png

Deviationには、危険な状態での始動を防ぐためのセーフティシステムを内包しています。(例えば、誤ってヘリコプターのメインローターを回転させてしまう等) セーフティシステムは、機体への送信を開始する前に特定条件が満たされているか否かをチェックすることによって機能します。デフォルトでは、スロットルスティックに関連する出力チャンネルは最小でなければなりません。Deviationファームウェアには、新しい安全条件を定義するためのメカニズムは含まれていませんが、model.iniファイルを直接変更することによって追加できます。セーフティメッセージが表示されている間は、送信機は機体と通信しません。このメッセージは、最初に送信機の電源を入れたとき、または別の機体に切り替えたときに表示されることがあります。すべての安全条件が満たされる、または「OK」が押されると、メッセージは自動的に消えます。どちらの場合でも、ダイアログが閉じられるとDeviationは機体との通信を開始します。

セーフティ値は [safety] 欄にあり、デフォルトは次の通りです。

[safety]
Auto=min

「Auto」の値は任意のチャンネル名または入力文字列、例えば「Ch1」等にすることもできます。「Auto」はスロットルチャンネル番号を推測します。それでも上手くいかず不要な警告が表示される場合は「Ch1」(DSMxプロトコル) または「CH3」(他の殆どのプロトコル)に変更すると問題が解決します。「min」の値は「max」または「zero」にすることもできます。これはチャネルまたはスティックが最大値、および0にあることをテストするためのものです。